こんにちは。
MeseMoa.党 フォーゲル派
毎日が革命前夜祭会所属のハル(@hal_akt)です。
遅くなりましたが、フォーゲルさん初センター曲「烏合之衆」発売おめでとうございます!!!ドンドンパフパフ!!!
現場への飢えが厳しくなってきた今日この頃ですが、今回は記事のタイトル通り「烏合之衆」の現在出されている映像コンテンツで、あえてセンターのフォーゲルさん以外にも推しカメラしてみました!
何せ普段は常にフォーゲル推しカメラ気質な私なので、「今更こんなことを特筆されても…」という他推しの皆様もいらっしゃるかと思いますが、そこはお許し願いたく!
ではフォーゲルさんを除いて、烏合之衆のパート順に行きます!いつにもましてすごい長いよ!
二番煎じ
数ある二番くんの魅力の中にその「声」があるけど、それはこの曲でも遺憾なく発揮されていて、最初のバースが彼の魅力的な声のラップということで、ぐっと引き込まれる。
いい声なだけでなくて説得力があるんですよね、重みも出るし「真逆の糸」の時も思ったけど、歌いだすだけでハッてさせられて耳を傾けたくなる。加えてラップも上手、器用。
そして身振り手振りの美しさ、ラップをしながら何やっても映える。高身長と言うのは大きな武器ながら、ダンスをするときに持て余してしまうのではないかと思いますが、今回は手足を大きく動かす振付もあり、彼のその長身が存分に生かされてるように感じます。
というかにばんくん、ダンスどんどん上手くなってますよね?元々かっこいい仕草がさらっと板につくという天性のものはあるけど、にばんくんカメラしててダンス上手だなーって今更ながら思いました(お恥ずかしい)。
やっぱり可愛らしい振りよりかっこいいのが得意な人なんだろうか。いやでもあのカッコよさがあるからポジダン然りおじゃま虫然り、可愛い振りを踊ってるにばんくんが見たくなるみたいなとこあるんですけど。やっぱ両方いいな(オタクの結論)。
「真っ当にリズムキープ」
裏の部分までは多くは知らないけど、にばんくんってめせもあの裏のブレーキとアクセルなのかなって思う事があるんですよね、上手く言えないけど。作ってなさそうで作ってる。だからこの「リズムキープ」が彼に当て嵌められたとき色々考えちゃいました。
「二番煎じでもオリジナル」!
歌い方も彼にもがっちりハマってる。「二番煎じ」という名前を彼よりかっこよく背負える人はいるのだろうか。
白服
「有言実行」の言葉が自身を表す歌詞として存在するの凄いですよね。
「白服さんてどんな人ですか?」
→「有言実行(低音)」かっこよすぎる。
白服さんのパートはぷんちゃんやにーちゃんに比べると圧倒的にメロディーに対して言葉(詞)が少ない。
野崎さんもそうだけど、これは歌唱が上手く言葉と声に説得力がある人じゃないと出来ないな、と思うんだよね。ヒップホップっていうのは自身の士気をあげるために少し身の丈より上な言葉を綴ったりするものだけど、白服さんの場合凄いこと言ってるのにそれが今の彼にしっかりとあてはまっているのが素晴らしい。
「天命を待つ」の低空ステップがとても好きです、治安悪くて。白服さんはじめ、めせもあの面々に私が抱いてる印象ってどちらかというとお坊ちゃま(育ちが良い)寄りなのですが、そんな彼らが今回「衣装:特攻服」な楽曲に挑戦してるのが面白い。
白服さんに関しては、その演技力の高さで色気をまとった治安の悪さが出ているのがとてもいい。はっきりした顔立ち、低い声、そしてたまたまなんだろうけど金髪。あと白服さんが演技面で得意とする(と私は思ってる)狂気が少し滲んでるような気がして、総じて強そう。でも所々、白服さんのカットが入るとそれらがすべて美しいからすごい。
白さんカメラしてて思ったのですが、白服さんって不思議な人だなぁって。弾けるように存在感がある訳じゃないんですけど(私からするとです)、確かな存在感があって後列にいたり、サビを唄ってなかったりすると「あれ、なんでこの人がもっとスポットライトを浴びる位置にいないんだ…?」って思わせる人なんですよね。やっぱり常にキーマンとなりうる存在なのかなぁと上手く結論付けられないままですが、感じさせられました。
にーちゃん
ライブ映像を見てると、この人本当に唄ってんのかって思ってしまう。兄の歌唱力の高さには毎回毎回驚かされちゃう。
歌唱面だけでなく全方向にだと思うけど、兄の凄さっていうのは、求められたものを一発で正確に出す(ように見える)とこだと思ってて。
「こういうイメージなんですけど」って出されたものに対して限りなく正解を凄い速さでだしてくるイメージがあります。でも、ただそれだけだったら「器用な人」「物まねが上手い人」で終わると思うんだけど、にーちゃんはその裏にしっかりとした実力があることによって「本物」になっちゃうのが凄いんですよね。「喰らいつくす」の「喰らい」を聞いただけで、「あ、これは本当に実力がある人だ」ってわかる。取り繕った歌唱ではない。
「MIDNIGHT D(R)IVE」の時も導入が兄なことによってすごく世界観に足が着く始まりだなぁ、って感じた。
あとこの器用さって「何にでもなれなきゃいけない」アイドルに、とても必要な力だと思います。
だけど性格というかキャラクターの面では不器用なとこもあって、上記の「器用さ」も謙虚さ故にもっと自分から言ってもええんやで、って思うこともある。そういうとこが…そういうとこがニクいね、兄と三菱…!
何回も言うけど、今回も兄の歌唱力の高さは凄い。
サビの歌唱とあの空気は、兄とあおいちゃんが居ないと実現できないんじゃないでしょうか。というか「にーちゃんが居ることによって出来ること」っていうのがめせもあの楽曲・歌唱面でたくさんあるんだよね、これは本当にすごいことだよ。
「高い壁あったって 問題なし」「にーちゃんに任せろ」いやほんとそれな。兄が居れば大丈夫だよね、任せたわ。
MVでの「高い壁」や「任せろ」のアドリブでの動きもやっぱり似合うんですよね、「この曲のにーちゃんのパート」に100点満点ぴったりの動き。
思わずフォーゲルさんもにっこり。
あおい
あおいちゃんとフォーゲルさんのダンスについて語る時、いつもあおいちゃんを「振付を自分の方へ呼ぶ人」、フォーゲルさんを「振付に向かって泳いでいく人」と表現するけど、それは今回も健在。
とにかくあおいちゃんは振付を自分の物にする力が素晴らしい。MVやらダンスショットやらを撮った時点できっとメンバーたちの踊った回数に大きく差異はないだろうに、あおいちゃんだけずっと踊ってきたかのような空気を感じる。直近のライブ映像に至ってはもうちょっと遊びだしてる。
なんなんだこれ、人生何回目か知らんけど、もしかして前世で烏合之衆踊ってきた???パフォーマンス中に限らないけど、最年少や体の小ささには合わない落ち着きを持った空気も纏っている。
そして役者だ。曲に合わせてその雰囲気をまとうのはもちろん歌声も合わせて変えることができる(これはにーちゃんやとみたんもすごく上手)。今回は「烏合之衆」に合わせた少し低めでエッジの利いた声色をラップから出してくる、う~ん、かっこいい。最後のラップもぷんちゃんとフォーゲルさんが少年ぽい声なのに対して、低めの声で歌っていてすごく素敵。
あおいちゃんってもうエース過ぎて当たり前になってしまってるんだけど、やっぱり「格別」なものがあるんですよね、「特別」じゃなくて「格別」。
あんまり順番づけるのとか好きじゃないけど、「格」の違いを間違いなく見せてくれるなって思う。こないだの「パリパリじゃないズ!!!」の時にも強く感じた。
今回も嬉しいことにマジステ組だけ違う振りを踊る箇所があるんですけど、マジステ組の何がいいって3人ともはっきりと踊り方のクセ・得意なジャンルが違うところ。それを一度に見られる贅沢。
「革命児」「拡声器」
そうだった、あおいちゃんっていつも導いてくれる最年少でありながら、めせもあの広報部長でもあった。この2単語で韻踏めてあおいちゃんを表せちゃう、作詞の素晴らしさ。
「『1 7 2 3』 捧げた未来」については今更わたしが語ることもないんですが、未来はなかなか捧げられるものではないし、捧げてるのは一番これから未来が長いであろう最年少なんですよね。絶対夢かなう未来に行こう。
野崎弁当
いつもいつもこれを言ってしまうのは短絡的かつ敗北を感じてなるべく避けたいと思うんだけど、顔がいい。(そう、顔がいい)
MV「あの日に掲げた 折れない旗」で野崎さんがアップになると、それまでの特攻服やアーミーな雰囲気にそぐわない美しさでハっと息を呑む。特段目を引くような動きや表情をしているわけではなくて目線をそっと少しずらしただけ。でもそれだけで画力というか惹きつける力があるのが野崎さんなんだよなぁ。
野崎さんカメラをしてみて改めて気が付いたのは、手足の長さでした。今回は足や腕を真っすぐに伸ばしたり、曲げたりっていう振りが意外と多い中で、こんなに細くて長いのかと。兄パートでしゃがんでる時の膝下の長さにびっくりするし、ぷんちゃんパートで後ろでクラップしてる手が綺麗(特にここ個人的にツボなポイント、ハイキックと同じくらい好き)。
その野崎さんの「シンプルな動きこそ眼を引く」「手足の長さ」が考慮されてるのかはわからないけど、野崎さんの3つのパート(1B、自身のパート、落ちサビ)は全て歌いながら腕をまっすぐに伸ばすアクションがあります。そうこれだけでいいんだよね、綺麗な手がすっと天へ伸びれば人はそこに注目するのだ。
あと烏合之衆のソロパートを除いたときの
サビ:あおい&にーちゃん、 気まぐれプリンス&とみたけ
サビ前:二番煎じ&ノックソ
Bメロ・落ちサビ:野崎弁当&白服
センター:フォーゲル
この布陣が個人的にとても好きで、フォーゲルさんを真ん中に置いた時にこんなにバランスよく適材適所に行くのかと。
で、9人の個性を生かすパートを主軸に置くこの曲において、曲全体の伝えたいことを表現するのがBメロとサビのみ、特にBメロはサビ前の「決意」にあたる部分で。
その部分の導入をグループのリーダーと年長キャラであり、そして低音の美しい2人が務めてる。自然と耳を傾けたくなるパート。
野崎さんの可愛い振付の時に可愛いに振り切るとこ、好きだよ。あと「熱視線」といえば安全地帯だょ*1。
とみたけ
「チャラたん バカたん Comin' at ya」からはじまる彼のバースが個人的に一番好きです。テンポ感もリリックも、そしてそれにぴったりのとみちゃんのフロウが大好き。
この前の野崎さんの部分が言葉数少なめ重めだったのに、一転してギャル、ギャルだこれは。
でもこれも誰でもできるフロウじゃないよね、上手くないと出来ないし、ちょっとしゃくりあげるのもいい。本人は「歌いやすいようにしてくれた」と言ってるけど、やはり兄と一緒でパートへの理解度が高いのではないかな~
「時に病むけど噛まずに神懸かる/MCテクニック 滑舌 格別/上手くまとめる 24/7 イェーイ」
とみたんのパーソナルに焦点をあてるとDIVA、どうしても歌唱面に行きがちですが、今回ピックアップされたのはMCテクニック。そうMCもすごい、常にヒット打ってる(ホームランもめちゃ多い)。
でもMCだけじゃないよね、とみたんって。全部ピックアップして褒めたい。時に病むけど、不安定なイメージがあるかもしれないけどトーク・歌・ダンス・演技・ビジュアル…この人ほど平均点が高い人はなかなかいないと思います。全てにおいてセンスがいい。まさにステージの上でスポットライトを浴びるために生まれてきたかのよう。
ダンスを私の好みで語るときに、マジステ組の次に、いや同じくらい好きなのがとみたんのダンス。
びっくりするくらいセンスというか感が研ぎ澄まされてるんですよね、とみたんのダンス。もちろん身体的な能力も伴うんだけど、とみたんのあのダンスはセンスによるものが大きいと感じる。見せ方をよーくわかってるし、頭の中で考えた見せ方を体に反映する素養が高そう。あと多くの人に嫌われない踊り方(悪い癖がない)とも感じていてアイドルとして素晴らしい踊り方を身に着けてるなって。
他にも目を見張るタレントがいっぱいあるので難しいけど、もう少しダンスについても注目されてもいいなぁって思います。
この1×8ズレで振りが写っていくところ、マジステ組の後ろにとみ煎が居る図が好きすぎる。かっこいい。
比較的小さめのダンス特攻(と書いてぶっこみと読む)部隊のうしろに控える高身長。カーッ(カーッ!)。
ノックソ
今回ののっくんの一番のポイントはやはり自身のパートのフロウと声の出し方ではないでしょうか。
のっくんのいわゆる「綺麗な声」を活かした、がなりタイプの声の出し方。
それに合わせたフロウな訳だけど、このリズムなかなか難しいよね、早く滑舌良く歌うよりこっちの方が大変そうと私は感じてしまう。更に普段は割とガサっとした声かもしれないけど、のっくんの歌声自体は私はとても繊細だと感じてるので音源通りの発声をライブでやるのはなかなか難しそう。
野崎さんと同じことを言ってしまうけど、のっくんもやっぱり綺麗。画面にのっくんが写ると途端に華やかになる。
それはフォーメーションにおいてもそうで、2A終わりで先頭に立つ所とか、「Hey!Hey!」の動きとしゃがんで手を伸ばすくらいだけどすごく目を惹かれる。
あと、「革命前夜祭!」の後のフォーメーション、1サビとラスサビはフォーゲルさんがセンターなのですが、2サビはのっくんがセンター。
ここもなんか「あっ!のっくんが真ん中に来た!」って思ってしまう存在感があるんだよな〜。のっくんの「Aight!!」の首の振り、一度後ろを向いてから持ってくるかつブレーキが強めなのすき。綺麗な髪の毛がファサッてなってまた目を奪われる。
オールジャンル踊ることの多いアイドルなので、「あれが得意、これが苦手」って言うと可能性を狭めてしまうようで控えたいものがあるんだけど、のっくんのダンスを思い出す時、やっぱり線が細く女性的な動きが美しいという印象があるんじゃないでしょうか。
真逆とは言わないけど烏合之衆の振付はそれから大きく外れるもので、じゃあどうなるのかな、と見てみるとただただギャップに落とされるんだよね。こんな動きをしちゃうのっくん、素敵!って更にのっくんの好きな一面を発見するだけになる。罪。
「本音で叫びたい/誇る仲間・酒に愛/あとは自由で華麗に舞い/志 打ち立てる」
のっくんをピッタリ表すようで、本当ののっくんてどんな人なのかなぁと勝手に思案を巡らせたくなるリリック。本音で話し、いつも自由で華麗に舞う彼なんだけど、本当にそうなのだろうか?いやいやすごく繊細な部分があってめちゃめちゃ気遣いで…って勝手な妄想をしたくなるのがのっくんの魅力的でずるい部分。
ずるいと言えば「誇る仲間・酒に愛」の時に、今まで烏合之衆を披露した生放送では、必ずチラッとセンター(仲間)の方を見るんですよね。癖なのか計算なのか無意識なのか知らないけど!!!ずるいな!!!!
あとはあおいちゃんとの歌声の相性の良さもまた新しくしれた素敵なポイントでした。
ラスサビの「湧き上がる源流を飲み干せ」「開かれた拳は誰が為に」はあおいちゃんとのっくんのユニゾンなんですよね、意外とシングル曲でラスサビ辺りにここ2人を持ってくることってなかったのでは。あおいちゃんのパワーある声にのっくんの声が重なることによって更に「切望している」感じが出たように思います。
気まぐれプリンス
「これはそもそもどういう意味の振り付けなんだろう」「この細かいとこはどうなってるんだろう」。
そう思った時、私はぷんちゃんのダンスを見ます。
きまプリらしいアクセントや雰囲気は残しつつも、常に正確で誠実。そもそもの姿勢だったり基礎的な部分がしっかりと出来上がってるから自分らしいものを持ちながらも、ここまで「お手本」らしいのだと思う。
ただ立ってるだけでも美しい。
最初の「Evolution for you」でみんなが前方を見る時、野崎さんとぷんちゃんを見返り型にしたの素晴らしいと思う。もうまずここから美しい。そのあとピョーンと跳んで移動するところとか、「日本舞踊も得意な忍者」にしか見えない。*2
ぷんちゃんといえばジャズが一番得意、と思ってたのはだいぶ前に吹き飛ばされた気がするけど、本当に何を踊らせても上手なひとだ。ハンドマイクの状態だとなかなか踊ってるのが見られず残念だけど、彼のパートの振りつけがある意味一番激しく、そしてあんだけ「噛む」「語録」と言われながらとてもテンポの速いラップ。「すぷあってっぷ」なんて元の言葉の20倍くらい言いづらいと思う。そして「流石にそんな言い間違いはしないよ~w」って言えないのも凄い。だって「げるたん」より「げべたん」の方が20倍くらい言いづらい。
ぷんちゃんパートのリリックがすごく好きで。
「秘密の歪な形のナイン 完成形なんて関係ない」私はこれが踊ってみた動画の投稿を指すように感じたんだよね。
更に「少し間違ったって間違ってない」。これは本当で、ぷんちゃんの言い間違いはいつだって意味が伝わるし、それでみんなが笑うから間違ってない。むしろ大正解かもしれない。
あお兄の歌唱が真っすぐビームのように飛び込んでくるものなら、とみたんとぷんちゃんの歌声は感情を響かせるように震わせながら届いてくる歌声だ。
二人の歌い方は音だけ聞いても二人の表情が目に浮かぶ。
この「お互いの顔が見える距離で」の2人の優しい表情も好き。
フォーゲル
まずはOKSを言わせてください。
おめでとう!!かっこいい!!好きィ!!
はい、頭文字をとってOKSでした。
これはまた別に呟いたり書いたりしたりするかもしれませんが、大晦日の発表の時を上回る、幸せな発売までの60日ほどと発売日周辺を過ごし、そしてこの素敵な楽曲を受け取りました。本当に嬉しいことだらけだった(コロニャンを除けば)。
その辺りを書き出すとまた莫大な量になりそうなので、ここでは楽曲に焦点をしっかりあてて。
MV本編発表の時。19時の発表を前に放送のあるページではすでに概要覧に歌詞が出ていてその時点でもう胸いっぱいだった。歌詞がメンバーを指すこと、そしてとても力強いことが分かったからだ。
カウントダウンが始まり、イントロのUh Uh ~を聞いてああ、もう好きなこと確定したな、と感じた。まず感じたのはオシャレ!だった。
推しが歌いだし、しばらく推しのみのカットが続く。無意識に口元に手を当てていたような記憶がある。「なんせ我ら烏合之衆」で世界一頼もしい背中が写った時、まだ聞き終わっても居ないのにこんな楽曲がもらえた満足感でいっぱいだった。
どこから話そう。でもまず一番に、フォーゲルさんの初センター曲が、彼にたくさんスポットが当たりながらも、めせもあの自己紹介ソングであることがとても嬉しかった。
彼自身のパートの中にもあり、MV公開後のブログ記事のタイトルにもなった「稀な縁」。
この「稀な縁」でつながったメンバー達に1人1人にしっかりとスポットがあたる時間がある。節目の時のあいさつなどに必ず「うちのメンバーは面白い/個性的」、「僕が大好きなメンバー」と話すフォーゲルさんにピッタリの曲だと感じた。フォーゲルセンターが先か、曲が先かはわからないが、彼の初センターに彼の愛するメンバーそれぞれが「主人公」となる曲があてがわれたのは、私にとってとても喜ばしいことだった。
彼のパートの歌詞は、彼自身のことというよりは曲の導入を務めているように見える。でも冒頭の「Evolution for you」はグループの進化を指すとともに、ずっと成長を続けてきた(すごくおこがましい言い方で申し訳ないが)、フォーゲルさんにぴったりの言葉ではないだろうか。サビの後に続く「舞う」も踊ってみた出身の彼らを指すとともに、「ダンスメン」である彼に似合う言葉だ。
こんなのをひとつひとつ言っていくときりがないことはわかってるんだけど、サビの中にある「研ぎ澄ませ躰」にもすごくフォーゲルさんみを感じるんですよね。
音楽について。「烏合之衆」というタイトルを知った時、和テイストであると予想したんだけど、メロディー自体が「和」に重点をおいてるというよりは、適宜響く三味線の音にそこは任せられていて、そのシンプルさに余計「和」の匂いを感じたり。
フォーゲルさんの歌においては、最初と最後のラップ、間にはいる「Pride Pride」もそうなのですが、特に「烏合之衆 fighting party 革命前夜祭 」がかっこよすぎる!!どのバースの歌い方も好きだし、毎回バチっと決めてくるのがたまらなくて生で観られる日に期待と不安*3しかありません。
で、これだけの歌割がありながら、サビは歌わない。もう1回言おう。サビは歌わない。
クーーーッカッコいいぜ!!!誰だ考えた人?!!?今年度のノーベルフォーゲル賞*4じゃない?!
ご本人もLINE LIVEで「あの4人(あお兄とみプリ)が歌う中で、真ん中で気持ちよく踊れることが贅沢」と仰っていましたが、それな。もう完璧にそれな。これ以上の言葉はないよ。
全信頼を置けるメンバーたちの歌唱のもと、ダンスに真っすぐに取り組んできた彼が、真ん中で気持ちよく踊るんですよ!!!そうだ!!!これがフォーゲルのセンター曲だ!!!誰だ考えた人?!!?今年度のノーベルフォーゲルsy…
とにかく、センターを務めるものとして多くのパートを与えられながらも、曲の顔であるサビでは彼は得意とする踊ることのみに集中していると。ハァ最高。
ダンス。歌詞に合わせられた音をとって踊る部分と裏の音、そして拍をとって踊る部分が混在していて、飽きない。気持ちよくスパーンとはまるところがあり、何度も確認したくなるクセになる箇所があり。
飽きないというのは音の取り方だけではなく、構成の部分においてもそうで、メンバーのパートによってテイストが変わるのでダンスも変わってくる。そしてフォーメーションチェンジも多い。
フォーゲルさんの体力に合わせて作られた…なんていう話も落ちてたりしますが、ダンスに特異を持つフォーゲルさんらしいダンスナンバー。
フォーゲルさんのダンスで好きな部分はたくさんあるんだけども、その中でも「止めるべきはしっかり止める・伸ばすべきはまっすぐ伸ばす」というところが特にサビ辺り存分に生かせる振付になってるのではないかなぁと素人ながら思います。
ちなみに今回フォーゲルさんのダンスで特に好きなところは、あおいくんのパート、サビ~「舞~う゛っ!」、アウトロです。
MVは…もうひとつひとつのカットをスクショして語っていきたいくらいの気持ちなんですが、総じて言うと「こんなかっこよかったっけ?」に尽きます。
いや、カッコいいのは元から知ってる。めっちゃ見てるんだもん、日本人の平均より知ってるくらいの自信はある。でもその知ってた「カッコいい」を超えてくるんだもん。写真集の時にもこんなこと言ってた気がするけど。え~~ん!あの人すぐ期待を上回ってくるよ~~!まだまだ知らない表情がたくさんあるんだろうなぁ。
映像として大きく残るのは珍しいジャケットパーンや、指差し・誘いや口元をぬぐう仕草がクローズアップされてたけど、カッコいい人がカッコいい仕草をしたらカッコいいに決まってるんだよね。
ご自身は「恥ずかしいけどいいものを作るために頑張った」なんて話をされていて、その気持ちも愛おしい。でもあなたライブだと割とこういうアクションやってると思うよ、私。
それに加えて映る時間の圧倒的多さ!
本来映っていた時間で計測するのが正しいかと思うのですが、独自ルール*5を決めて「1人で抜かれた回数」を調べてみました。
二番煎じ:6、ノックソ:9、白服:11、
野崎弁当:7、あおい:12、気まぐれプリンス:12、
フォーゲル:29、とみたけ:15、にーちゃん:12
正確性はないのですが、断トツで映ってるのがわかっていただけるのではないかと思います。*6
嬉しい、嬉しいねぇ…
今回は9人分推しカメラをして皆の魅力を新たに知ったり、再確認することができました。
でも気を抜くと推しを追ってしまうこともあり、困りました。しかも今回真ん中にいることが多いから余計に、ほんと真ん中に来ないで欲しい(?)
改めてフォーゲルさんの初センター曲がこんな素晴らしい曲であることが嬉しいです。産み出すのにかかわったすべての方にありがとうを言いたい。そして早く見たい!
ここまで読んで頂いて有難うございました。